埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1266
■ 種類 学会発表
■ タイトル
Fate of urinary components and pharmaceuticals in storage process of urine
■ 著者   T. Kakimoto  埼玉県環境科学国際センター
  S. Hotta  北海道大学大学院
  H. Shibuya  北海道大学病院
  H. Suzuki  北海道大学病院
  N. Funamizu  北海道大学大学院
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)土木学会 環境工学委員会
■ 出版年 2010
■ 誌名・巻・号・年 第47回環境工学研究フォーラム、平成22年11月13日
■ 抄録・要旨  家庭排水からのし尿の分離は資源回収・再利用を志向した排水処理において重要な位置を占める。分離されたし尿は回収されるまでの一定期間、オンサイトで貯留されることも想定されるため、本研究では、尿の貯留過程(90日)における尿成分(栄養塩や有機物の分子量分布と構成成分、尿中成分の電気化学的特性、医薬品濃度)の変化について検討を行った。  その結果、貯留により有機物濃度は10%ほど減少するが、これは尿素の加水分解によるものであることや、検討対象医薬品のうち、TetracyclineやMetoprololは貯留により濃度が低下するものの、CarbamazepineやLevofloxacinの濃度は減少しないことなどを明らかにした。
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